~「好きなことを気ままに セレクトショップ運営」~

2017年7月3日、第14回社長塾&交流会を開催致しました。

「好きなことを仕事にできたら・・」と思う人は多いのではないでしょうか?今回は、夫に反対されたことが後に原動力となり、自分の好きなことで起業をした女性社長様をインタビュー致しました。

 

■夫に反対されたラッピング教室への申し込み

今回ゲストにお迎えしたのは、取手市本郷で可愛らしいベビー雑貨を中心に出産のお祝い向けのプレゼントを取り扱うセレクトショップを営む「アン&ベベ」社長 雨宮由利子さん。

雨宮さんは、もともと幼稚園教諭だったそうです。30年以上前、取手市で建設業を営むご主人と結婚。当時は二人三脚で事業を行っていましたが、経営については一切触れることなく一日中電話番をしていたのだとか。
その中で、当時海外で当たり前のようにやっていたラッピングに興味を持ち、「取手の駅ビルで開催しているラッピング教室に通いたい!」とご主人に相談をしたそうです。しかし、ご主人は「仕事を休んでまで今その教室に通わないといけないのか!」と猛反対。その時は、「あっそ・・」と諦めたそうです。
2000年(平成12年)にご主人が他界。3年間ご主人の事業を継いでいたそうですが、経営が困難になったこともあり廃業。その時に目に留まったのが以前から夢だったラッピング教室の申し込み案内だったそうです。一度ご主人に反対されたことが原動力となり、すぐに申し込み。1年半、青山のラッピング教室に通いラッピング講師の資格を取得したそうです。

■日本ではまだ珍しかったラッピング

雨宮さんが、ラッピングに興味を持った頃は日本ではまだ自分でラッピングをしてプレゼントを贈ることは今ほど多くなかったそうです。その魅力を多くの人に広めていこうとラッピング事業を起業したそうですが、現実は甘くなかったのだとか。苦手な飛び込み営業を行っていたそうですが、ラッピングの認知度が低く「ラッピングは主役ではない」「ラッピングにお金をかけるなんて」という時代背景がありとても大変だったそうです。

■近所からの声で決意した起業

ラッピングの講師の資格を持っている雨宮さんは、自宅起業する前から近所の方達にラッピングをお願いされることが多かったのだとか。当時は無料でラッピングをしていたそうですが、相手の方から「無料だと受け取りにくい」という声があり、ラッピングのお店として起業をすることを決意したのだそうです。小学校付近にある自宅で起業をしたこともあり、子どもたちにも買い物へ来ていただけるように鉛筆なども商品として扱うようになったのだとか。
自宅起業だったのですが、たまたま自宅の造りが人を招きやすい造りをしていたので店舗費用の負担を抑えることができたそうです。しかしアン・ベベのある場所は、どちらかというと事業を行うには不向きな場所。道路に面していないのでなかなかお店を見つけてもらうことが難しいそうです。ただ、地元の小学生にとっては「どうしても行きたいお店№1」になっているのだとか。火曜・木曜・土曜のみしか営業をしてないお店ですが、ラッピングのほかに販売をしているソフトクリームのファンがこの営業日を心待ちにしているのだそうです。ファンがこの営業日を心待ちにしているのだそうです。

■夢を叶えるための一歩は口に出すこと

雨宮さんは、昔からやりたいことを口に出しては実現させるタイプなのだとか。例え失敗という形で終わってしまったとしても、「いい勉強になった」と思えるだけのお金を残しておくことが事業を続けていくために大切なことなんだと語ってくれました。
取手で生まれ育ったわけではないので、好きなことをどんどんアピールできると感じプラス思考になっているのだそうです。取手は、個々で頑張っている人が多く魅力を感じることが多い地域と話をしてくれました。

 

■最後に

今回、取手市本郷でセレクトショップを営むアン&ベベ社長 雨宮由利子さんからお話をお伺いしました。自分が興味を持ちやりたいと思ったことは諦めない気持ちを持ち続けることで必ず形になるんですね。
自宅ショップをこれからやってみようと思っている方にとって、雨宮さんのお話は参考になったのではないでしょうか。事業をすることは、最初から上手くいくとは限りません。トライアンドエラーを繰り返しながら気付いていくことのが多いです。これから起業をしようと考えている方、すでに起業をしている方。ぜひ、今回のお話をご自分のやりたいことに活かして前進していきましょう。

ファシリテーター:フリーアナウンサー 小村悦子

レポート:Fun Hands Writing しずたん

写真:JAMWorks 宇津井志穂

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