生まれも育ちも県外だけど、取手と龍ケ崎を現在の拠点としているお二人に、ふるさととの違いや、逆に似ているところ、選んだ理由などをお聞きしました! 読めば新たな地元の魅力を発見できるかも?

  酒谷 拓一郎さん

大阪府出身。神戸市外国語大学を卒業後、ユニチカ(株)で8年間、帝人(株)で10年間、貿易や海外プラント建設、国内・海外の営業・マーケティングを行う。2017年3月に2年間のタイ・バンコク駐在の任を終え帰国。同年4月より龍ケ崎市に移住し、昨年8月に数学塾 さくらゼミナールを開塾。

伊藤 園子さん

秋田県出身。秋田大学卒業後、筑波大学大学院にて、木彫を学ぶ。院の修了制作で、りんごのオリジナルキャラクター「ポメリー」を生み出し、以後作品の

主軸に。古河市で8年活動した後いったん秋田に戻るが、龍ケ崎市の中学校に美術の講師として勤務するため、14年に再び茨城県に。現在は自宅のある取手市を拠点に創作活動を行う。

取手と龍ヶ崎を選んだ理由

伊藤さん取手市には結婚を機に住み始めましたが、秋田にいた頃もイベントなどで訪れる機会が数回ありました。その時に交流した取手在住のアーティストの方々が魅力的で…。ずっと憧れていたんです。
酒谷さん取手は東京芸大があるし、アートが盛んですもんね。僕は逆に、実際に住むまで龍ケ崎市に来たことすらなかったんです。
伊藤さんそれはすごい。龍ケ崎を選んだ理由は?
酒谷さんタイ駐在中に帰国後に住む物件を探していたのですが、海を越えての手続きが煩雑で。ほとんどの不動産会社が渋る中、龍ケ崎市の不動産屋さんだけが、丁寧に対応してくださったんです。
伊藤さん人柄が出ますね。実際にお住いになってみていかがですか。
酒谷さん住みやすいですね。特にニュータウンは街並みがキレイ。市役所の対応が早い!運転マナーもいいし、やはり人の温かさを感じます。
伊藤さん取手もですが、都内へのアクセスの良さも魅力的ではないですか。
酒谷さん分かります! 都心から近いのに、のどかな田園風景が広がる場所ってそうないですよね。

住めば分かる茨城の魅力

伊藤さん実は、秋田も取手と同様にアートで町おこしをしているんです。酒谷さんの地元と龍ケ崎とで似ているところってありますか?
酒谷さんうーん、人との距離が近いところかな。特に古くから龍ケ崎に住んでる人って気さくに話しかけてくれる印象です。大阪ほどの押しの強さはないですが(笑)。取手は自然が豊かな点も秋田との共通点?
伊藤さんそれが全く違うんです。秋田は、海や山に囲まれていて雄大。冬は雪景色が美しく、ひょっこり妖怪でも出てきそうな森があったり…。それに比べたら取手は都会ですね(笑)。
酒谷さんでもそういう神秘的な環境で育ったから、伊藤さん独特の個性的な作品が生み出せるのでは?
伊藤さん確かに、すごく影響を受けていますね。その感覚を大切にしたいから、年に数回は秋田のアトリエで過ごしています。
酒谷さん取手で刺激を受けて、秋田で原風景を取り戻し、バランスを取っているんでしょうね
伊藤さんそうですね。取手でアーティストさんから受けるエネルギーが私の原動力。「人」も取手の魅力の一つだと思います。
酒谷さん魅力度ランキングでは最下位の茨城県ですが、観光面では確かにそうかもしれません。でも、住みやすさや快適さは胸を張って自慢できますね。 




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