vol.179
有限会 社戸祭貞次郎商店
代表取締役 社長 戸祭 圭司さん
Title

「祖父や父の築いた伝統を大切に、時代にフィットしたサービスを展開していきたい」

 「僕が小さい頃は、みそ漬けの工場が店舗に併設されていて、ここに大きなタンクが6つもあったんですよ」とにこやかに語るのは、120年余りの歴史を持つ老舗漬物店6代目社長の戸祭圭司さん。始まりは、圭司さんの曽祖父が1888年に始めたみそ製造業。その後、圭司さんの祖父にあたる戸祭貞次郎氏がみそ漬けを作り始め、さまざまな漬物を扱うようになり、「サワトのつけもの」が誕生しました。圭司さんは小さい頃から家業に親しみ、漬物が大好物。当然のように、自身も漬物屋になると考えていたそうです。修行時代は京都の漬物屋で製造にかかわり、その後営業の勉強のため同業大手「丸越」へ。現在は社長業と「丸越 池袋西武店」店長を兼任する忙しい毎日です。「同業他社で働くことで、商品知識の引き出しも増え、視野が広がりました。もちろんデメリットもありますが、いいことの方が多いですね。」(圭司さん)それまで製造メインだった家業を先代が改革し、販売中心に。「父の代でお店を改装し、2階に『café じゅーんべりー』もオープンさせました。祖父や父はアイデアマンであり、みんなを引っ張っていくリーダータイプ。僕はそうではないので、スタッフたちと意見を出し合い、一緒にお店を守っていけたら」と笑います。伝統は大切にしつつ、より安全・安心な製品を届けられるよう品質管理に注力。「漬物はコーヒーに合うし、サラダやパンとも相性がいい。発酵食品なので健康面でも注目されています」と熱を込めるように、「じゅーんべりー」を拠点に漬物の新たな魅力を発信している圭司さん。社長に就任して今年で4年目。誰にも負けない「漬物愛」で、老舗ののれんを守り続けます。

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