vol.175
株式会社Splis
金子 卓さん
Title
『おいしい』は当たり前。 その先のサービスを追求したい
鉄板の上でジュージューと音を立てるボリューム満点のステーキが好評な「Grill KitchenBULLURE.S」。「アメリカ産やオーストラリア産の上ランクの肉にこだわってます」と話すオーナーの金子卓さんは、料理好きが高じ飲食業界に就職。店舗でのスタッフ業務に加え、店舗を管理するマネジャーも経験しました。独立後は千葉県成田市にラーメン店を構え、昨年7月にこちらのお店をオープン。お肉をメインにしたのは、男性も女性も好きで、ここ数年は赤身肉の栄養価に注目が集まっていることなどから。大勢の人に上質なお肉の味を知ってほしくて、価格もできる限りリーズナブルに抑えています。「実は昨年のオープンからメニューを何度も見直しているんですよ」と金子さん。接客の際にお客さんの意見を聞き、要望があればスタッフで話し合って日々改善。例えばお肉の焼き具合を選べるようにしたり、スープをお代わり自由にしたり…。「食べておいしいのは当たり前、プラスアルファで何かを提供できないとダメ」ときっぱり。現場と店舗管理、どちらも経験した金子さんだからこそ、お客さんの満足度とお店の利益の両方をバランスよく考えられるのかもしれません。また、特筆すべきはお店で働くスタッフの雰囲気の良さ。コミュニケーションを重視し、一人一人との対話を大事にしているそう。誰に対しても「自分がどうしてもらえたらうれしいか」を念頭に接するという金子さん。お客さんも働く人も幸せになれるお店作りが信条です。