明るい笑顔でお客さんの心身を癒やす
リラクゼーションサロン「龍ケ崎のほぐし屋さん」オーナーの濵野紗弥さんは、親しみやすい人柄で「何事もとにかく楽しく!」がモットー。施術中のおしゃべりを楽しみに来るお客さんも多いそうです。昔から体を動かすのが好きで、漠然とスポーツに関する仕事に就きたいと考えていた濵野さん。高校卒業後はスポーツトレーナーの養成学校に入学。勉強を重ねるうちに体の疲れを癒やすリラクゼーションの仕事に興味が増し、新卒で全国展開の大手サロンに就職しました。
23歳で結婚し、翌年に第1子を出産。育休・産休を取りながら働き続けましたが、第2子出産を機に、時間の融通が利く職場へと移ります。「それまでいたサロンはどちらかといえば高級路線。価格が高い分、客層も限られていました。なので、新しい職場は低価格がウリのお店を選んだんです」。近所の主婦や介護に奮闘する人、トラック運転手…、さまざまな立場のお客さんと接するうちに、誰もが気軽に来られるサロンのニーズを痛感しました。そこで、おしゃれな空間と適正価格を両立したお店を開こうと独立を決意します。
「人」を大事に地域密着店を目指す
市の創業塾で出会ったインテリアコーディネーターが勉強のためと無償で内装をプランニングしてくれたり、友人がSNSで宣伝してくれたり、起業を通じて改めて人とのつながりの大切さを実感したという濵野さん。店名の通り、地域に根差した身近なお店を目指していきます。