昨年、不動産業で起業しましたが、きっかけは何ですか?
平成6年に宅地建物取引主任者の資格を取得して以来、不動産業界で働いてスキルアップしてきたのですが、私が経験したことがないのは、社長の立場だと思いました。
従業員として社長に意見をしてぶつかることもありましたが、社長でないと分からないこともあります。自分をその立場に置いてみたかったのです。会社経営は全て自分の責任ですから。
賃貸を専門にしている大手が多いので、売買を中心にやっています。仲介するだけではなくプラスアルファを提供して、他社との差別化をしたいと考えています。
また、相続の不動産と、住宅ローンでお困りの方々の任意売却のお手伝いもさせていただいています。どこに依頼したらいいのか分からない、不動産会社に行くのもちゅうちょしてしまうという方々もいらっしゃいますので、私がその入り口になってお客様のお悩みを解消したいと考えています。
また、社名の「アライアンス」には、横のつながり、異業種の方々との連携を大事にするという意味を込めています。お客様や周りの方々との信頼関係がとても重要だと日々感じています。
最近、もっと自分らしく自分の感じるままに生きてもいいのかなと考えるようになりました。それと、頑張る女性を応援したいですね。女性も強い意志と覚悟を持って臨んでほしい、最初に決めた志を貫いてほしいと思います。
「心」
毎年、新年を迎えたときに頭に浮かぶ言葉が違うのですが、今年は今まで以上にお客様の「心」を大事にして、お客様との信頼関係を築きたいです。お客様の立場で、お客様の基準で、お客様がどうしたいのかを考えていきたいですね。