2019年5月30日
【ゲスト社長・スペシャリスト回】経営コンサルタント伊藤予應(まさお)さん
リニューアルスタートとなりました新・社長塾!
これまでファシリテーターとして社長塾に参加してきた起業3年目のフリーアナウンサー小村さんの名前を冠した「小村悦子の“社長!お話し聞かせてください”」とタイトルも内容も一新してスタートしました。
地元の名物社長をお招きし、これまでの「社長塾」同様お話を伺う回ももちろん用意しつつ!新しい社長塾では「スペシャリスト会」と題して各分野の専門家をお招きし、起業家や起業したての新米社長に必要な知識や経営のいろはを気軽に質問し、そして分かち合う進行を目指しています。
令和の幕開けと共に新しい船出をした記念すべき第1回目はやはり”スペシャリスト回”で!Match-hako取手で開催されました。
ゲストスペシャリストは地元取手を拠点にご活躍されていらっしゃいます経営コンサルタント伊藤予應さんをお招きしました。
伊藤さんが手がけられているのはいわゆる“中小企業”の経営コンサルティング。中でもセールスライティングなどのマーケティングや広告にまつわる相談が多いそうですが、なんと営業の同席までしてくださるのだそう!心強い!
気になる相談内容は「業績を伸ばしたい」というものに限らず「願望の実現」や「経営の壁」にまつわる相談も多いのだとか。
中小企業経営者の多くはビジネスとプライベートが一緒の方が多い、とも。なかでも難しいのは「やりたいことが全部こんがらがっている方」だとか。夫婦関係、やりたいこと、従業員との関係、お金の関係…たくさんの要因が絡み合っていることも多く、経営についてのアドバイスが大前提ではありますが、信頼関係を築きながらクライアントの「本音の相談」を引き受け、解決へと向かわせること。“コンサルタント”というと遠い存在に聞こえがちですが、お話しを伺ううち”伴走者”の方が近いような気がしてきました。
悩める経営者にとって大事なのは「自分自身を恥じないこと」と伊藤さんは言い切ります。どんな肩書がある方でも「自分自身」を全て受け入れることが大事なのだとか。複雑に絡み合った相談内容でも、自分自身を信じられていたらもうゴールは見えているのだとか。
一方で解決が早い方の特徴は「なんでもすぐに行動する人」。その心は「改善するのも早い。物事が大きくなってから取り返そうとしても、もっと問題が大きくなってしまう。不安の80%は起こらないという統計学もあるのでぜひ早々の解決を」と語ります。
お話しを伺うまで経営コンサルタントに依頼するのは“年商◯億円規模”の企業の経営者レベルでなければならないと思い込んでいましたが、「例えば“駅前で美容室を経営しているが他の事業も始めてみたい”などのご相談から気軽にしていいんですよ」と伊藤さんは応じます。
曰く「コンサルタントを使う人は日本ではまだ少ない。開業したての人には3ヶ月間の無料期間を設けています。僕の使い方を僕と相談しながら皆さんの夢を一歩一歩形にしてもらえたら」と。
コーチングも絡んだ13年のコンサルタント人生で編み出したチャートシートをお配りいただき、それに倣って参加者皆様ご自身のビジネスや経営状況を、例え話を交えながら和やかに進みました。
懇親会は伊藤さんの発案で名刺交換会からスタート!新・社長塾で気になったことを伊藤さんに直接伺う参加者さんや初対面同士の参加者さん楽しくお話しされている姿が多く見受けられました。
新たな出会いから新たなビジネスに繋がるきっかけになるといいですね!
ファシリテーター(聞き手)・レポート:フリーアナウンサー 小村悦子
撮影・設営アシスタント:加藤雅史