もともと料理が好きでラーメンには特に興味があり、中学卒業後はラーメン店でアルバイトをしていました。食べるのは好きでしたが、本格的なラーメン作りはその時が初めて。実際に作ってみて、その魅力にのめり込んでいきました。
そのお店で10年間修業した後、店長を任されるまでになりましたが、その後一度は辞めてラーメン作りから離れていました。ところが、お世話になったお店が居抜き状態になっていたので、そこに自分の店を構えることを決意。2012年4月に当店をオープンしました。もともと働いていた場所だったので、開業当初も自分のことを知っている昔からのお客様が来店してくださり、良いスタートを切ることができました。
今はとにかくがむしゃらに、おいしいラーメンをお客様に提供できるよう頑張っています。また、地元の味を楽しんでもらいたくて、龍ケ崎市佐貫の農家で寒い時季にしか取れない「川原代ねぎ」を使ったメニューも考案しました。
現在思っているのは、地域に密着したお店でありたいということ。私自身が龍ケ崎市で生まれ育ち、妻も同市出身です。ラーメンを通して地域の人とつながれたらうれしいですね。商工会の「龍・流連携事業」に加盟しているので、学生も気軽に寄ってくれますし、口コミで来店してくださる方もいらっしゃいます。これまでに培った経験と感覚を生かしながら、ご満足いただけるラーメンを作っていきたいです。
支えてくれる家族を幸せに
この仕事ができているのは、家族の理解と応援があってのことと感じています。妻や3人の子どもたちが支えてくれているから頑張れる。私はそんな家族に感謝をし、これからもずっと笑顔の絶えない家庭を築いていきたいと思います。