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第17回 社長塾&交流会【Match-hako取手】 開催報告<有限会社 美創プランニング 角田知巳さん>

~「従業員とともに心を磨く掃除屋さん」~

 

 

2017年9月20日、第17回社長塾&交流会を開催致しました。起業をしようとしている人は全ての人が経営の知識を持っているわけではありません。今回は、自分のなりたい社長像を求め、従業員やその家族も大切にする男性社長様をインタビュー致しました。

 

■商社マンを経て感じた商い精神

今回ゲストにお迎えしたのは、取手市井野台で清掃業を営む「有限会社 美創プランニング」社長 角田知巳さん。大学卒業後に就職したのが商社だったそうです。商社マンとして勤めること3年。クレームが出ることを分かっていながらマーケットに出て金額の高い商品を売り、その調査をする仕事をしてされていたのだとか。「高い商品を売りなさい」という上司からの指示に違和感があり、自分の心の中に正義がないんじゃないかと葛藤をしながら過ごしていたそうです。

その時に、自分で仕事をするのなら一生かけて飽きないことをしたいと思ったのだとか。大学時代に清掃業のアルバイトをしていたことから”ここから始めよう”と感じ、26歳で清掃会社を起業することにしたそうです。

角田さんが清掃業のアルバイトを選んだ時代は、世の中が活気溢れる華やかなバブル期。大学を浪人してしまい無事に大学合格をした際、お父様に「これからひとり暮らしをしていくなかで仕送りは要らない。浪人をさせてもらった学費を全て返済します」と約束をしたそうです。返済金と自分の生活に必要なお金は毎月15万~20万円。そのためコンスタントに稼げるアルバイトを探していったのだとか。そこで、見つけたのが清掃業だったそうです。華やかなバブル期。華やかさとは真逆の仕事をすることに最初は汚い・華やかではないと感じてしまうこともあったのだそうです。

しかし、続けていくうちにこの仕事には「嘘が無い仕事」と感じるようになったのだとか。汚いところをきれいにするとお客様が喜んでくれる・・このときにお客様が喜んでお金を出してくれる商売に魅力を感じたそうです。誰かがやらなければいけないという使命感、サービスを提供した後お客様からかけてくださる「ありがとうございます」の言葉。それらに充実さを感じたと話してくれました。

■四畳半の事務所からスタートした事業

26歳で個人事業から始め、27歳の時に法人化にしたと話す角田さん。しかし、その道のりは簡単ではなかったそうです。四畳半部屋の壁に模造紙を貼り、いつ機械を購入するか売り上げの目標はいくらにするのかなどタイムスケジュールを書いていったのだとか。当時は土下座をしてでも「仕事をください」とお願いをし営業をしてきたと話してくれました。従業員に給料を払い、当時自分への給料は1ヶ月5~6万円しかもらっていなかったのだとか。有限会社設立を目標にしていたので、必要金額300万円を貯めるために必死だったと語ってくれました。

忙しくても合い間に本をたくさん読み、経営の知識をつけ目標設定を立てていったのだとか。たくさんある情報のなかで自分にとっての良い情報を選んでこれたのは、寿司屋経営をしていたお父様の背中をみていたからなのだそうです。

”社長は、誰でもなれる。経営者は100人いたら100人なることはできない。10年経てば1人しか残らない。30年経てば、1万人のうち3人しか残らない”と語る角田さん。自分に合う社長像をビジネスにするために、「スタッフを抱える経営」を理念に掲げたそうです。自分がやりたいことを行動にしていく方向性が作れる会社を作り、そこに向かって目指していかなくてはいけないと語ってくれました。

従業員からも選ばれるビジネスはどんなビジネスなのかを考え、理解しておかないと経営が難しくなると話してくれました。

 

 

■従業員と従業員の家族を守る会社つくり

角田さんが経営をするなかで大切にしていることは、従業員とその従業員家族を徹底的に守ることなのだそうです。お客様を幸せにすることはもちろんのことですが、それよりも働いてくれている従業員を大切にしたいと話してくれました。

福利厚生などを充実させ、働いてくれているスタッフが「この会社を選んでよかった」と感じてくれる会社にしたいと語る角田さん。こう感じるまでには大きな失敗があったのだとか。10年前、がむしゃらに働いていたとき従業員に「社長なんて全然会社を見ていない」とお客様とスタッフを連れて独立をされてしまったそうです。これがきっかけで初めて自分の経営のやり方を見直すことができたと語ってくれました。

 

 

■お客様を大切にするために行う「お断り」

美創プランニングでは第三者施工を一切行わないため、ご依頼があってもお断りすることも多いのだとか。その理由にはお客様と築く信用問題があるからだそうです。「自分のところが窓口となって他の業者を紹介することはできる。しかし、その業者のレベルを把握していなければお客様からの信用はなくなってしまう」と語ってくれました。
その想いがあるからか、一度お断りをした会社から再度ご依頼をいただく事も多いのだそうです。

■できなくて当たり前 やってもらってありがとう

角田さんは、スタッフへ常に「できなくて当たり前 やってもらってありがとう」という言葉を伝えているそうです。ビルメンテナンスはひとりではできない仕事。その仕事をこなすにはチームワークが必要だと話してくれました。パワーバランスを考え、新人でまだ仕事ができない人ができるようになるチーム作りを心掛けているのだとか。
従業員面接をする際、履歴書では判断をせず向いている方向が近いと感じる人を採用すると話す角田さん。会社の目指す方向が一緒であれば、多少技術や知識が無くても後から身につくと話してくれました。
美創プランニングでは、社員に就業規則の変更ができる「委員会制度(社内ではパーティー制度)」を導入しているのだとか。この制度によって社員に権限を持たせ、その声を取り上げることでやらされている感を減らしたそうです。それによってひとりひとりの意識が変わったと話してくれました。
今後は、65歳で社長の座を降りることを考え、次に社長になってくれる人を育てたいと語ってくれました。100年続く会社をつくることを目標にしているそうで、「仕事と雇用と給料を供給し続けられる会社を作っていきたい。そこに一緒に賛同してくれる人を育てていきたい」と話をしてくれました。

■最後に

今回、取手市井野台で清掃業を営む「有限会社 美創プランニング」社長 角田知巳さんにお話を伺いました。起業をしたから経営ができるというわけではありません。経営には知識だけでなく、一緒に目標へ向かってくれる従業員をどれだけ想うことができるかも大切なのかもしれませんね。
角田さんのように、魅力に感じた仕事で起業しようとしている方やすでに起業している方にとって今回のお話は参考になったのではないでしょうか。起業をすることは誰にでもできます。しかし、そこから経営をしていくにはどんな社長になりたいか社長像を描けることが重要なのです。ぜひ、今回のお話をご自身の経営に活かしてみましょう。

ファシリテーター:フリーアナウンサー 小村悦子

レポート:Fun Hands Writing しずたん

写真:JAMWorks 宇津井志穂

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