2018年7月25日
~笑顔になれる 家庭的なサロン~
【ゲスト社長】メナードフェイシャルサロン取手駅東口 篠原 由美さん
https://www.menard.co.jp/shop/00547271s/
今回ご登壇いただいたのは、メナードフェイシャルサロン取手駅東口 篠原 由美さん。
子育て中、社会との接点が少なくなったと感じていた篠原さんは、それぞれのスタイルに合わせたステップアップ体制のあるメナードフェイシャルサロンを始めました。化粧品に対する知識が増えていき、勉強したことを伝えていくうちにお客様が少しずつ増え、化粧品を正しく使い続けていけば、「キレイに“もう遅い”はない」と感じるようになったといいます。
今後は、もっと多くの方に知ってもらう機会を増やすために、アンテナショップ的なサロンを出したいと語る篠原さん。
女性が仕事と育児を両立し、楽しく働きながら自分らしいキャリアを築くには?サロンオーナーの篠原さんにライフ・ワーク・バランスについて伺いました。
■世代を超えて愛されるフェイシャルサロン
メナードのオーナーを始めてからは24年ほど。メナード株式会社が管轄しているエステ・サロン部門から支援をいただき、化粧品などの商品を買い、代行店としてエステなどを提供する個人事業主という営業形態です。お客様は120名ほどいらっしゃいます。
化粧品は皆さんが使いやすい2500円~3000円の価格帯から揃っていて、それを使ってエステができるのでオリコン調べのコストパフォーマンスでは第一位をいただいています。
当店のお客様は20代から80代までと幅広く、親子でご利用いただいたり、お孫さんが来ていただいたりと、家族でのお付き合いのあるお客様もいらっしゃいます。ボリュームゾーンは、成人式を迎えた子供を持つ親の世代で、子供が幼稚園児だったころからお付き合いのあるお客様です。
■化粧品の勉強から口コミでビジネスへ
出身は東京・板橋ですが、父の実家が取手でした。30年ほど前に祖父が亡くなった際に土地を相続したのを機に取手に来ました。そのときは子供も幼稚園で子育て中だったので、家で出来ることはないかと考えていました。
当時は百貨店で化粧品を購入していたのですが、買わされているようなイメージがすごくあって、果たして本当に自分にあっているのか、使うべきものなのか疑問に感じていました。それなら自分が勉強して覚えてしまえば必要なものが分かると思い、勉強のつもりでメナードレディになりました。それから徐々にステップアップしていってエステ覚えるようになり、幼稚園のママ友に声を掛けて自宅の一室をサロンにしました。
主婦って、常に頭の中で「あれもこれもやらなきゃ」と考えていて、寝ていてもなかなか休まらないんです。でもサロンに来ると何もすることがないので、横になってお肌を見てもらって、愚痴を聞いてもらったり笑い話したり、昼寝もできるので皆さんすっきりして帰られます。
癒しを求める方から疲れを解消する方など、お客様によって求めていることはそれぞれですが、家でのお手入れはとてもお勧めしています。エステに行ったから綺麗になるのではなく、自分の力で自分の肌をメンテナンスできるのが私の願いなので、来てくださった方には普段のお手入れを提案しています。
■身近で気軽に入れるサロンを目指して
自宅でエステを始めてから、ゆめみ野にあるマンションを借りて施術をしていたのですが駅からも遠かったので、新規のお客様を増やすために去年取手駅前に移転しました。ところが以外にも新規が増えず、今は試行錯誤をしているところです。
メナードの商品は高いというイメージがあり、もっと宣伝していかなければいけないと感じています。
この仕事を始めたとき、「○○ちゃんのママ」って言われるのが嫌だったんです。今は長くやっているので「メナードの篠原さん」と言われるようになりましたが、主婦でも自立できる女性を輩出したいと思っています。
笑顔になれるサロンを目指して
サロンは完全予約制なので、お子さんの行事や家の用事があるときは予約を入れることなく、自分のスケジュールを優先して仕事が出来ることが魅力と語ります。
いくつになっても女性は綺麗でありたい。「綺麗」を応援し、元気と癒しも与えてくれる篠原さん。これからもたくさんの女性を笑顔にしてほしいと感じた社長塾でした。
ファシリテーター:フリーアナウンサー 高木圭二郎
写真・レポート:宇津井写真事務所 宇津井志穂