第3回の社長塾はスペシャル回として開催いたしました。スペシャルゲストとしてお迎えしたのは、株式会社ブームス 山﨑徹 氏です。
大勢の来場者で会場は埋め尽くされ、講演への興味と関心で満ちた空間になりました。
登壇するにあたり、関係各位・ご自身の会社従業員、そして奥様への感謝の言葉を述べられてから講演会を始められました。
～基調講演～
「誰でも必ず夢を叶える7つの経営に役立つ方法」がテーマ。実体験を基に誰にでもわかりやすくをコンセプトとし、肩書や役職にとらわれないようにと藤代で会社経営をしているとのみご自身の紹介を終え本題に移る。
①運をつかむ準備をしよう（整えの法則）
運は誰にでも平等に降り注いでいる。運の良しあしを決めるのは、自分の未来を信じて準備をすること。その時（チャンス）が廻ったときに整えている人、すなわち整えの法則が有効であり、自分の思う未来を現実に作っておくことで追いついていこうと運がついてくる。
②大ぼらを吹け？「みかん箱の演説」の話
ホラは大きければ大きいほど効果的でその発信力が行動の現れとなり、協力者が集まってくる。
人は人と出会うことでしか成長しないと実感している。
③足りない足りない思想からの脱却
足りないの思想はキリがなく、考え方を180度逆の思考で「今、必要なものはすべて与えられている」と自分の世界を見るようになったら・・・。自分の人生を100％信じられる最強の可能思考になれた。つまり「全て与えられていのるのになぜ今それが実現できないんだ？」と考えるようになり、条件は与えられていて、行動したことは何でも実現できると自分の脳を騙す思想が次への行動に繋がることである。
④学んだ事を糧にせず、学んで実践した結果を糧にする
学びをすぐさま実行に移し、行動したその結果が未来の糧になるということ。
⑤ありのままの自分を受け入れる
苦手なことを否定せずに受け入れ認めてあげる。時間を忘れるまでに熱中できることを自分の中で置き換える。
経営も同じく、従業員一人ひとりの得意なことではなく、熱中できることは何かに置き換えることで業績が好転すると考えている。
⑥自分の人生を120％信じる
「自分の人生さん」と大切に考え、人生は行動に報いる未来を信じる。
思った通りは成功か？うまくいかなかったことが失敗か？頭に思い描くものが果たして成功へと導いているかを考える。起きたことで成功か失敗かのジャッジをせず、自分の価値判断ではなく結果を受け止め行動することで未来が開けるということ。
⑦万策尽きた時、あきらめないという名案がある
万策尽きた時に現れる黄金の道とは経験上、死力を尽くし諦めなかった人にしか現れないと思っている。過去に経営難で岐路に立たされる不安な状況を経験したときのエピソードがある。
経営破綻した元経営者の講演会に参加した際、「会社が潰れるときとは、経営者が諦めたとき」の言葉に、衝撃を受けたと同時に希望を得ることができた。～自分が諦めなければ会社は潰れない～のだと。
当時、26名の社員に「潰れるかもしれない」と伝えたところ、6名にまで減った。しかし、現在は残ってくれた社員を社宝（しゃほう）と呼び、現在まで共に日々の業務にあたっている。
そして、経営者に必要なことはタフさであること。その中でもメンタル最強は鈍感力であり、様々な情報を無視できる精神力を養うことである。
経営とは人生の目標であること。経営に1番大切なことは経営理念であり、経営理念の策定でプログラムが変わり、目標に近づいていくと考える。
～エピローグ～
講演会結びの挨拶では、会社経営を続け軌道に乗った今、自分は何のために生まれてきたのかと自身に問い、「それは一生をかけて愛とは何かを学んでいくためで自己愛でもある」と様々な経験を重ね、人との関わりにより導き出されたひとつの答えだとおっしゃっていました。
好きや愛するといったご自分の気持ちを何よりも大切に、「大切な人と毎日を楽しく」全ての行動や決定が、お客様とご自身の満足度を最優先に考えるという山﨑流経営理念で今後も邁進されることでしょう。
以上
Reported by：Match-hakoとりで スタッフ
