私は旧伊奈町(現つくばみらい市)出身で、子どもの頃から取手は身近な場所でした。遠方へ行くときは取手駅を利用し、現在のリボンとりでの場所にあった東急にも、よく買い物に来ていました。そのせいか、取手は「ピカピカしている」という印象でした。
この事業を始めようと思ったのは7年前です。以前からロゴ作成や写真編集を行っていたので、自分ができることで起業しようと考えました。取手・守谷の情報サイトを運営するに当たり、自らそこの住人になって地域の人と触れ合いたいと思って取手市に移住し、「とね〜がネット」をオープンさせました。現在は情報サイトの運営だけでなく、ドローンによる空撮で地域と関わっています。
情報サイトは競合が多いと思いますが、どのような工夫をされていますか?
大手の競合企業にはできないやり方を考え、サイト作りをしていくことを常に心掛けています。例えば個人商店などは、検索をしても住所と名前の情報しか出てこないことがよくあります。魅力あふれる地元のお店を自分の目で見て、コアな地域情報として紹介しています。
今後は「とね〜がネット」に公園の情報を掲載したいと考えています。取手・守谷の公園をドローンで空撮し、有名な公園から名前も知られていない公園まで紹介したいですね。そしてたくさんの人に「安心して過ごせる地域」ということを伝えたいです。
ドローンに関しては、さらにスキルアップし、対応できる幅を拡げ、指導をする側にもチャレンジしたいと考えています。
「I believed if time passes, everything turns into beauty」
和訳:時がたてば全ては美しい思い出に
この言葉は、XJAPANのYOSHIKIさんの言葉です。悩んでいることがあっても、時間がたつとそれは自分にとって貴重な時間であったことが分かり、振り返ると笑い話になることが多かったりします。そういう時間も大切だと感じて、この言葉を励みに事業を頑張っています。