起業したら家族との関わり方はどう変わる? 今回は、子育てに積極的に取り組む「イクメン」起業家の2人に、育児について、夫婦についてお話しいただきました。
  荒井 淳さん

システム会社でエンジニアとして活躍後、2017年に独立。以後フリーランスのSEとして、システムの受託開発などのBtoB事業、個人向けのSEOコンサルタントなどを行う。小6、小3、年長の2女1男のパパ。

大西 雄二さん

海外在住経験やスポーツインストラクター経験を生かし、英語に運動遊びを組み合わせた独自の指導法を確立。龍ケ崎をメインに、取手と牛久で英語教室「NeoEnglish」を運営。年中、1歳6カ月の2女のパパ。

やっぱり子どもとの時間は増えます!

大西さん:大学在学中から「子ども関係の仕事がしたい」と思っていたくらい子どもが好きなので、もともと育児には積極的な方でした。ただ、上の子が生まれた当時は、ゴルフ場勤務で朝が早かったので、物理的に家族と過ごす時間は今より少なかったですね。
荒井さん:わが家は妻も仕事をしているのですが、以前は子どもが熱を出したりすると、どうしても妻に負担が掛かってしまって…。私の時間がある程度自由になった今は、子どもにかける時間をうまく分担できるようになりました。大西さんはどのくらいのペースでお子さんを見ているのですか?
大西さん次女とはほぼ毎日一緒に過ごしています。週に2回程度は、一時預かりや僕らの両親にお願いしてますが、今日のように仕事に連れていくこともありますよ。
荒井さん私も夏休みなど学校が長期休みのときは、たまに仕事場(Match-hako取手)に長女と次女を連れてきたり、自宅で仕事をしたりしています。そういうことができるのも起業のメリットかもしれません。

ママの気持ちが分かった

荒井さん:実際に育児をやってみると、想像と違うことがたくさんありますよね。
大西さんもう部屋が散らかるのは日常茶飯事。自宅で行う資料作りもなかなか進みません(笑)。いたずらされるので、PCを使う作業は昼寝の時、と決めています。
荒井さん限られた時間で作業を終わらせないといけないから、おのずと効率的になりますね。
大西さんそれに子育てに携わることで多少なりとも「ママ目線」が養われました。うちの教室への送迎は圧倒的にママが多いので、育児の大変さを共感できるのは強みになります。
荒井さん平日の習い事だと送迎はほぼママですよね。うちの子も剣道に週4日通っていますが、私が送迎担当なんです。やはり周りはほとんどママ。
大西さん週4日の送迎をパパが やってくれたら、奥さまも助かりますね!
荒井さん確かに家族の仲は深まっ たかもしれません。
大西さんうちも一緒にいる時間が増えたせいか、起業してから夫婦の会話が増えました。
荒井さんただ、当てにされ過ぎてしまうのが玉にキズで(笑)。
大西さん急に「この日、お願いね!」 と言われてしまうとか? 
荒井さんそれで私の予定を調整し直すことも…。育児をシェアするときは、スケジュールを共有することも大切ですね。
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