7月31日、新潟県上越市議会のメンバーが視察にみえました。
吉田がMatchの事業を説明した後、お互いの町の状況についてディスカッションしました。
同じような課題があるのですよね。
人口も事業所も減少して、どちらも高齢化。
子供が生まれないように新しい会社も生まれない。
中心市街地が空洞化して商店街もさびれていく。
取手市は、これらの問題を起業で活性化することで改革できないか?(改善ではなく改革!)試みています。
視察の人達の共通の質問が二つあります。
一つ目は「吉田さんと取手市はどのように知り合われたか?」
二つ目は「吉田さんはず~~っと取手市の起業支援を担っていくのか?」
まずは一つ目ですが、
吉田が2014年頃に地方の起業支援モデル「起業家タウン構想」というのを考えて、どこか、地方都市でこれに取り組んでくれるところがないか探していました。
過去の資料を見ると当時、23市に提案しています。ほとんどの市は興味を示さなかったのですが、取手市の森田さんだけが「やりたい」と言ってくださいました。
取手市さんのアンテナに吉田が引っかかった訳ですね!つまり、アンテナは高くないといけないってことです。
二つ目の質問です。地方創生には「よそ者、ばか者、わか者」とよく言われます。吉田は、本人曰く、若者ではないが前者の二つは当たっているとのこと(笑)
しかし、吉田の基本的な考え方に「事業を属人化させない」というのがあります。
「吉田さんだからできる」「吉田さんの真似はできない」と、よく言われ、確かに事業の立ち上げにはパワーとノウハウが必要で、そこが吉田の得意とするところなのですが、
事業を構築する時は「誰でもできるシステム」に作り上げるのが基本、と吉田は考えています。
吉田が過去に作った事業はすべて後任者によって継続されていて、現在は会社も事業承継を進めているようです。
そして、このMatchの事業も、吉田なしで回る仕組みを構築中です。
「課題は、人力解決するのではなく、しくみで解決しないと解決したことにならない。」
今回の視察ではそんな話をしていました。