小さい頃から継ぐことを意識していました。大学卒業後にこの店に入り、40歳で引き継ぎました。もともとはお酒やお米などを扱うお店をしていたのですが、お客様からプロパンガスの要望があったので、商売になると思い、父が昭和43年に始めました。今では都市ガスを使っている世帯がプロパンガスを使っている世帯より少し多くなっています。都市ガスでは、本管から枝分かれして各家庭に供給されるため、途中の配管に1カ所不具合が出ると、そのブロック全体で供給が止まってしまう可能性があります。その点、プロパンガスは、各家庭にボンベを設置していますので、災害などでも復旧が早く、被害が広がらないという利点があります。現在は他にも、ガスの配管などの設備工事や、給湯器、炊飯器、ガスストーブなどの関連器具の取り付け、お風呂やキッチンのリフォームなどを行っています。
既存顧客以外のお客様に、器具取り付けや設置工事のサービスを提供していきたいと考えています。また、地元に貢献することが大事だと考えています。生活に不便を感じておられる方々にて、便利屋さんのようにお客様の要望に沿った商品・サービスを提供していくことも考えています。地元のお客様との関係性を生かして、できることをやっていきたいですね。ただ、中学生の息子は違う分野に興味があるようなので、息子には好きなことをやらせてあげたいと考えています。
「生涯現役」
目標と生きがいをなくさないで一生を全うしたいですね。「笑顔」と「元気」と「本気」と「勇気」をいつまでも忘れずに、これからも仕事に取り組んでいきます。