吉田の「独断と偏見」だとお聞き下さい。
主客の一致(不一致)って哲学の命題なんですが、
僕はこの世に「客観」なんてないと思っています。
会議が白熱すると決まって「みなさん、もう少し客観的に・・」
なんて言い出すヤツがいますが、
僕は決してヤツを信用しません。
ヤツは客観に担保させて主観を述べているだけです。
僕ら世代の親父が娘に説教しています。
「そんなこと、お父さんが許しても世間は許さん」
世間?世間って誰のこと?親父は自分の意見を正当化する為に
「世間」を使っています。世間なんてどうでもいいのです。
はっきり「わしは許さん」と言えばいいのに。
僕は客観を「多くの主観が概ね一致したもの」と理解しています。
つまり、客観はない。
だから、みなさん、もっと自分の主観に自信を持ちましょう。
自分の好きと嫌いに自信をもちましょう。
客観なんてくそ喰らえ。主観で何が悪い!
複雑で不透明な社会だからこそ、
正解のない世界だからこそ、
自分の感性を信じましょう。

<このコラムの著者>
 吉田雅紀 プロフィール
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